2020年6月6日(土)にながら太陽ファーム内の無農薬アイガモ農法の水田で子ガモの放鳥式が開催されました。
ながら太陽ファーム敷地内の水田にて今年も「アイガモ農法」を開始するにあたり、地元の子供たちがアイガモのひなを放鳥し、豊作を祈りました。放鳥後は敷地内そば畑で栽培・製粉した「ながら長生庵」のそばを地元野菜の天ぷらとともにみんなで食し、地元農産物の美味しさを楽しみました。
「アイガモ農法」とは?
“アイガモ”(合鴨)とは、アヒルとマガモの交配により生まれた鳥ですが、飛ぶことはできません。
『アイガモ農法』とは、アイガモを田んぼに放して泳がせ雑草や害虫を食べてもらい、安全·安心なお米と鴨肉を生産する農法です。
さらに、アイガモが田んぼの中でするフン尿は、そのまま有機肥料となり稲の生育を助けます。また、アイガモが田んぼの中を泳ぐことによって、田んぼの水がにごり、雑草が育たないようにする効果もあり、除草剤や害虫防除の農薬を使わなくてすみます。
ですから、アイガモ農法によって作られた「アイガモ米は安全安心なお米といえます。
おいしいお米を育ててね!
放鳥式は坂本龍司会長が地域の子供たちにアイガモ農法を知ってもらおうと始めたもので今年で9回目を迎えました。
毎年、地元の多くの子供たちを招待して行われてきましたが、今年は新型コロナウィルス感染拡大防止のためファームを経営する太陽建設株式会社の社員家族とその子供たちに限定して行われました。
この式では37羽の子ガモが放されました。子ガモを放すのは子供たち。やさしく抱いて放鳥の号令を待つ間「可愛い!」「ふかふか」などあまり触れあう機会のない子ガモに興味深々の様子。
そして係の方の号令。そっと田んぼに放されました。
子供たちはみんな笑顔で元気に泳ぐ子ガモの様子を見守っていました。子供たちの楽しそうな様子を見ながら坂本会長は「地元に浸透してきているので今後も続けていきたい」と話していました。
美味しいお蕎麦に舌鼓!
放鳥式のあと、参加してくれた皆さんにながら太陽ファーム内にあるそば店「ながら長生庵」の自慢のおそばと天ぷらが振舞われました。
美味しいおそばを皆でワイワイ食べて楽しいひと時を過ごしました。
来年は、たくさんの地元の方を招いて賑やかに開催できることを願っています。